【2023年6月14日】プレスリリース:渥美半島の一人の男のこだわりが、かつて日本人を魅了した味わいを蘇らせた!純系アールスメロン「古田メロン こだめろん」4年目の挑戦です

グルメ生鮮食品のECサイトを展開する株式会社 食文化(東京都中央区築地、代表:萩原 章史)の運営する豊洲市場ドットコムおよび、うまいもんドットコムでは現在、古田メロン(純系アールスフェボリット種 高松)の予約を承っています。全国の隠れた食材を発掘し、紹介すること使命とする私たちが今回おすすめするのは、季節の果物、メロン。ウリの混じり気がまるでない「純系 高松」渥美半島 石井 芳典さんの古田 コダ メロンについて、詳しくはwebへ https://www.tsukijiichiba.com/user/collection/857 出荷は7月上旬からを予定しています。

ギフト向けとして全国に知られるマスクメロン、そのほとんどは「アールス」という品種です。

正式にはアールスフェボリット(伯爵のお気に入り)という品種で、明治〜大正にかけて日本で栽培が広がり、高級フルーツとして百貨店や専門店で取り扱われるようになりました。ところが栽培は困難が多く、アフリカの乾燥した地域が原産のため、日本の高温多湿の環境では病気が頻繁に発生します。そのため昭和中期ごろからは改良種が広く普及しました。

病気に強くなり育てやすくなったのですが、本来の純系アールスメロンの美味しさは失われたと言われてます。

そんな幻とも言われる純系の一品種「高松」が愛知県古田町(こだちょう)に残っていたのです。貴重な種を譲り受けた、石井芳典さんがついに純系アールスメロンを復活させ、今年で4年目の挑戦です。

渥美半島で古田メロンを復活させ、生産する石井芳典さんです。

石井さんは父忠秀さんが語る「高松は美味かったなぁ、純系だもんなぁ。でも、今はもう無い…」という言葉に興味を抱き、それほどうまいメロンなら出会ってみたい。その想いで、かつて高松を栽培していた地域を調査し、ついにその種を発見し、純系メロンの復活に取り組み始めたのは2019年。

初年度は小規模に作ったところ、世界的なパティシエをはじめ多くの方から絶賛を受けました。

意気揚々と栽培を拡大した2年目は、250本のメロンうち100本が収穫前に枯れてしまいました。病気への弱さ…それが一挙に牙をむいたのです。3年目、土づくりや仕立て方も一新。収穫量は高まり、テレビ等でも紹介され多くの方に召し上がってもらえました。しかし、病気は発生し収穫量は予想通りにいかず、「このままでは商売にならない」とショックを隠し切れない様子でした。

そして4年目の今年 2023年。あらゆる手を尽くしました。

その取り組みと愛情が通じたのか、樹はこれまでにないほど健康に元気に育っています。石井さんのメロン栽培は一つの完成を見せました。ウリの混じり気ない生粋のメロンの香り、甘さ、羊羹のように繊維がまるでない質感から毎年絶賛される味わいですが、今年はより期待が高まります。

ついに復活した純系アールスメロン「高松」石井さんの魂のこもったチャレンジが実を結んだ味わいです。

渥美半島 石井 芳典さんの「純系 高松」古田 コダ メロンについて、詳しくはwebへ https://www.tsukijiichiba.com/user/collection/857 出荷は7月上旬からを予定しています。お試し1玉規格もございます。 

株式会社 食文化「うまいもんドットコム」「豊洲市場ドットコム」

 2001年、インターネットやパソコンが出来ない生産者を支援するためのネット販売システムを構築し、日本人を元気にすることをミッションに掲げる中高年をターゲットにした産直グルメEコマース「うまいもんドットコム https://www.umai-mon.com/ 」を開業。

 2004年、東京中央卸売市場(築地青果市場)と提携全国の特選フルーツや野菜を宅配する市場直結EC「築地市場ドットコム(旧)」「豊洲市場ドットコム(現) https://www.tsukijiichiba.com/ 」をスタート。

 問い合わせは、 株式会社食文化へ https://www.shokubunka.co.jp/contact/