タガの豊洲市場日記:ケンケン鰹、ミンク鯨、よさこいとうがらし 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    2月15日(木)今朝の豊洲市場

    ケンケン鰹

    ケンケン鰹

    ここのところ少し、ぬくぬくとした気温が続いていますね。豊洲市場には季節の訪れを知らせるように、春の魚の走りが入荷し始めていますよ~。

    愛媛や鹿児島からは、ケンケン漁で漁獲された初がつお、いわゆる「ケンケン鰹」が入荷中!
    ひき縄釣りと呼ばれる漁法で1本ずつ丁寧に釣り上げて、すぐに活け締め。 日戻りで漁港に水揚げされ、その日のうちに豊洲市場へ出発します。
    鮮度抜群なのです。

    皮を引いたら、ぜひ厚めに切ってください。モチモチとした食感、澄んだ味わいはこの鮮度ならではです。
    にんにく、生姜、玉ねぎ、茗荷など薬味もたっぷりとご用意することをおすすめします。

    生ミンク鯨

    生ミンク鯨

    山治さんには「生ミンク鯨」が並んでいました。
    鯨の生肉は臭みを感じることは少なく、苦手な方にも許容されるのでは?と思っています。

    定番の生姜醤油はもちろん、にんにく味噌で食べるのも面白いです。

    よさこいとうがらし

    よさこいとうがらし

    「よさこいとうがらし」は「よさこいハニー」とも言い、ししとうとパプリカの掛け合わせで生まれた野菜です。
    良い意味でピーマンらしさは無く、肉厚で甘みがあるため、“ししとう苦手”や“パプリカ苦手”な人にも受け入れられるかと思います。

    シンプルに焼いて、かつおぶし醤油で食べるのがおすすめとのことです。

    タガのひとり言「デーツあんこ」

    あんこを砂糖を使わず、デーツのみで仕立ててみました。

    心地の良い甘みで、おいしいです。また作ろうと思います。