タガの豊洲市場日記:大粒シッタカ、シャコ貝 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    1月22日(月)今朝の豊洲市場

    大粒シッタカ

    大粒シッタカ

    稀に見る大きなサイズの「シッタカ」です。「バテイラ」とも呼びます。
    は磯の香りが強く、ワタのほどよい苦みが格別なのです。

    塩茹でや煮つけ、酒蒸しなどでいただきます。サザエのように楊枝を刺してクルッとすると中身が取り出せますよ~。

    ウニ

    コンパクトな正方形の重箱に入ったウニを見つけました。

    殻付きのウニから加工を行う際、色合いにより選別されますが、こちらは丁寧に殻をむき、ミョウバンを溶かした塩水に一度つけて選別。色合いが薄黄のうにだけを集めて作ったものです。

    ちなみに、同じウニでも赤みが強いものと黄色みがかっているものとがあります。
    赤みが強いとえぐみが少しありますが甘みも強く、黄色みがかっているとえぐみが薄く甘みもやさしいです。どちらが上とか下ということではないのです。

    シャコ貝

    シャコ貝

    出た、超巨大な「シャコ貝」が開いています。

    タガのひとり言「福井銘菓 えがわの水羊かんを試食!」

    水羊かんと言えば、夏のイメージが強いですが、福井県では冬の温かい部屋の中で冷たい水羊かんを楽しむそうです。
    そんな福井で創業86年「えがわの水羊かん」を先日初めていただきました。

    つるんとした喉越しの良さに心地よい黒糖の風味、と。消費期限を言い訳にあっという間に平らげてしまいそうですね。