タガの豊洲市場日記:迷い鰹、 本まぐろ(青森大畑)、グリーンウニ(ホクヨウバフンウニ) 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

9月16日(土)今朝の豊洲市場

迷い鰹

今朝、尾坪水産にて「迷い鰹」と初めて出会うことができました!って、包まれているやないかい。
まあ、出会えたは出会えたのです。

「迷い鰹」とは?

本来、鰹は黒潮にのって太平洋を北上します。
しかし、一部が群れを外れ、対馬海峡から日本海側へ。
新潟や富山で水揚げされることがあります。

そんな、日本海側で水揚げされた鰹を「迷い鰹」と言うのです。
季節外れの冬に獲れることが多いです。

ちなみに、鳥取で獲れることも。これは「もうすぐ迷っちゃう鰹」でしょうか、。

「迷い鰹」は皮目の脂が抜群で味が濃いのです。
春の初鰹と、秋の戻り鰹はの良いとこどり、もっちりした身と軽やかな香りが、楽しめるそうで、一度は食べてみたいなあと思っています。

本まぐろ(青森大畑)

いや~あこれまた、立派な本まぐろ。

それもそのはず。原魚サイズは140kg越え、延縄漁で漁獲された本まぐろです。
大畑町は大間町から30キロほど離れた場所。そう、大畑のまぐろは、全国に名を馳せる大間まぐろと同じ津軽海峡沖で獲れています。

脂がのり、色合いも何とも美しいです。

仲卸店頭でぶつ切りをいただく

試食させていただきました。

“まぐろはおいしい。天然、生、本まぐろは、やっぱり、おいしい!”

そうしみじみ思わせる素晴らしいまぐろでした。

グリーンウニ(ホクヨウバフンウニ)

グリーンウニ(ホクヨウバフンウニ)

先日から豊洲市場に入荷が始まった、カナダ産の生うにです。
品種は「ホクヨウバフンウニ」。殻が緑色をしていることから、別名「グリーンウニ」とも呼ばれています。

国産のものと比べると少し大味ですが、うに特有の甘みがしっかりあります。
そのままだけでなく、うにごはんやパスタ、ブルスケッタなどのお料理にも向いていますよ~。

菊葉

菊葉

色鮮やかな「菊葉」が入荷しています。
熱を加えても緑の鮮やかさは残るのが嬉しい!割烹や和食を強みにしたお店では焼き物の敷物など、あしらいに利用することが多いです。
「菊葉」そのものを料理して食べるのであれば、和え物やお浸しが無難ですが天ぷらも捨てがたい。

タガのひとり言「マイハート、キュン」

マイハートにキュンです、、

古いか。それもそのはず。ちょうど去年、いや一昨年?の写真だもの。