タガの豊洲市場日記:ハコエビ、バイツブ、生海苔 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    11月10日(金)今朝の豊洲市場

    ハコエビ

    ハコエビ

    愛媛から入荷した「ハコエビ」です。ガタイ良く格好いいけれど、地味に可食部は少なそう。
    「ハコエビ」は狙って獲れない深海系の海老です。伊勢海老科ですが、伊勢海老の半値位でした。

    活の状態で手に入るのであれば刺身が断然おすすめだそうですが、塩焼きや天ぷらにしてもおいしいでしょうね。

    バイツブ

    「バイツブ」…存在を初めて知りました。ハイブリット?巷では話題なのだそうですね。
    唾液腺の下処理不要だそうです。つぶ貝、ばい貝が大好物の私にとっては気になる気になる。

    生海苔

    生海苔

    宮城県より「生海苔」が入荷しています。新海苔の時期ですね~。佃煮にしたいですね~。
    鮮度が命とも言われる生の海苔は滅多に市場に出回らず、また寒い時期にしか収穫できないため、口にする機会は少ないですよね。

    佃煮の他、天ぷらや味噌汁、卵焼きにも、いろんな食べ方のアイディアが浮かびます。

    スティックセニョール(茎ブロッコリー)

    スティックセニョール(茎ブロッコリー)

    かわいらしいキャラクターが目を引く「スティックセニョール(茎ブロッコリー)」が並んでいました。
    ブロッコリーと中国のカイラン(芥藍)を掛け合わせてできた日本生まれの品種なのだそうです。
    ブロッコリーは先端にできる大きなつぼみを収穫しますが、「スティックセニョール」は、わき芽のつぼみを収穫します。

    茎は柔らかく、アスパラのような食感と風味も感じます。⁡
    花蕾はブロッコリーと同様にさっと茹でてサラダやスープにしたり茎の部分はアスパラのように使えます。肉巻きにしてもとってもおいしいですよ。

    タガのひとり言「仲卸のまかない?」

    仲卸の店頭の端に見つけた行列。
    じろじろと見ていたら、「これはスタッフのまかないだよ」と、教えてくれました。西京漬けにするそうです。
    見るからに脂ノリノリ、絶対おいしい。流石~~~!!!