今が季節の実山椒、新生姜で時雨煮

こんばんは、食文化の高岡です。

旬の食材を使って、季節を感じられる一品を作る。
日本人が大切にしてきた食の楽しみ方ですね。

今回は、実山椒を手に入れたので、時雨煮を作ります。

まずは実山椒の下処理。
よく水洗いして枝と汚れを取り除いたら、3~5分茹でてアク抜きします。
辛いのが苦手な人は10分くらい茹でても良いそうですが、私は山椒でビリビリ痺れたいので短めに。

時雨煮といったら牛肉……かもしれませんが、スーパーに好みのサシ加減の牛肉が売っていなかったので、エゾシカの肩肉で作ります。ほぼ脂みたいなのが平気で売ってますからね。時雨煮には向かないでしょう。
最近、近所のスーパーにジビエコーナーが常設されたので、買い物の選択肢が広がりました。たまに鹿のランプブロックや、羊のラックなんかも売っています。選ぶ時間が楽しい。

肉をほぐしながら炒め、火が通ったら細切りにした新生姜と実山椒を加えます。
生姜がしんなりした辺りで、味醂、砂糖、醤油、カツオ出汁をいれて汁気がなくなるまで煮詰めます。

別皿に取り置いて粗熱をとり、味を染み込ませたら完成。
小鉢によそっていただきます。

この甘辛い味付けと、舌に感じる痺れが堪らないのです。
ここに淡麗旨口の日本酒を冷やで一杯やると個人的には最高です。
ご飯も絶対に合う!

爽やかな香りも食欲をそそります。
初夏を感じる一品でした。

来年も実山椒で何か作ってみたいですね。
時雨煮を作るなら、あまりサシの入っていない牛の赤身肉を用意しようと思います。

それでは。