鍋の季節が終わったら、柚子胡椒でタイカレー

こんばんは。
豊洲市場ドットコムの高岡です。

早春。ようやく底冷えする冬の寒さが和らぎ、春の芽吹きを感じる今日この頃。
豊洲市場には、タラの芽やウド、こごみといった山菜が多く入荷し始め、季節の移り目を教えてくれているようです。

冬の間、鍋のお供に大活躍したであろう柚子胡椒。
気温が上がってくると、徐々に鍋を食べる頻度も低くなり、自然と余ってしまうのではないでしょうか。

今回は、そんな柚子胡椒と、これから旬を迎えるタケノコを使って、タイカレーを作ります。

福岡県福津市の和食居酒屋「一栄」の自家製柚子胡椒。
毎年8~9月に自社の畑で収穫した新鮮な唐辛子を、宮崎県産の柚子の皮、長崎の天然塩と混ぜ合わせて作っています。店主・碇山さんの九州愛と素材の良さが伝わってくる一品です。

唐辛子が粗挽きになっているから、嚙むたびにじんわりと辛さが広がっていきます。
シャキシャキとした食感も楽しいです。

そして、何よりも素晴らしいのがフレッシュな唐辛子と柚子の風味。
これは鍋以外にも生かせないかと考えた末、タイカレーに辿り着きました。

青柚子胡椒と赤柚子胡椒をそれぞれ小さじ1、ニンニクと生姜はみじん切りに。
少量の油の中で加熱して香りを引き出します。

唐辛子の香りが立って、ニンニクと生姜の水分が飛んで油が泡立つ音が小さくなってきたら、鶏むね肉とタケノコを投下。カレー粉も大さじ4入れ、鶏肉に火が通るまで炒め合わせます。
そして、肉に焼き目が付き始めたら、ココナッツミルクを入れ、軽く煮込みます。
この時点で味見をして、塩で味を調えつつ、ナンプラーを香りづけ程度に回しいれます。

やや硬めに炊いたご飯にルーを盛り付け、ホーラパー(タイバジルの一種)とパプリカパウダーで飾り付ければ完成。

唐辛子が効いていて、汗が噴き出してくる辛さですが、柚子とバジルの爽やかさもあって、責めるような激しい辛味ではなく、どこか快感さえ覚える味です。まさに爽快で、食欲をそそります。
タケノコも食感のアクセントになって、食べ飽きないカレーでした。

ちなみに、冬の間使っていた土鍋に米の研ぎ汁や糠を入れ、筍を茹でて冷ませば、土鍋の目止めをしつつ筍のアク抜きもできて一石二鳥になります。

では今回はここまで。ぜひお試しあれ。

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