7月に入り、いよいよ本格的な夏の兆しが感じられるようになってきました。そんな時期にこそ、季節の風習や夏ならではの味覚を楽しみたいもの。
今回は「半夏生(はんげしょう)」にちなんだ明石だこや、極大サイズのサザエ、そして今だけのウニやうなぎなど、どれも“いま食べておきたい”魚介をご紹介します。BBQにも、おうちごはんにもぴったりな4品です。
【1】吸い付く脚に願いをこめて──半夏生に食べる「明石だこ」

7月1日は「半夏生」。稲がしっかり根付きますように──そんな願いを込めて、タコを食べる風習が日本にはあります。今年は、明石海峡の中でも潮流の速い「鹿ノ瀬」周辺で獲れた“明石だこ”をご用意しました。
明石だこの脚は太く、歯ごたえがありながらも柔らか。職人が状態を見極めて絶妙に茹で上げ、水は硬度800の超硬水を使用。旨みが引き立つ仕上がりです。
【2】特大どころか“極大”! 千葉・大原産のサザエが入荷

懇意にしている仲卸・三清さんから「極大サイズのサザエが入りました!」と連絡がありました。
通常でも400gで「特大」とされる中、今回は700g級。身が厚く、コリコリとした歯ごたえと磯の香りがたまりません。
豊かな海藻に恵まれた千葉県・大原の岩礁地帯で育ち、厳しい漁獲規制のもとで大きく育てられた一品です。まさに“早い者勝ち”の逸品。
【3】並びB品でも味は極上──キタムラサキウニ&ムラサキウニ

身が少し崩れたB品扱いのキタムラサキウニ(宮城県産)を、今回は250g 5,500円でご提供。もちろん味には一切の妥協なし。甘みの余韻が残る、繊細でとろけるような口どけが魅力です。
さらに、関西以西で獲れるムラサキウニ(山口県産)もご用意。小粒ながら濃厚で雑味のないクリアな味わい。ウニ好きにはぜひ食べ比べてほしい2品です。
【4】訳ありだけど丸ごと1尾! お得すぎる国産うなぎの“長焼”

皮がちょっとめくれてしまっただけ──それだけで訳あり品となった国産うなぎの一本ものを、5尾9,999円でご紹介します。
通常なら「刻み」や「短冊」に加工される品ですが、今回はそのまま“長焼”で。味は正規品とまったく遜色ありません。湯煎や直火で手軽に調理できるため、BBQやローリングストックとしても優秀です。