タガの豊洲市場日記:ヒラスズキ、赤ガニ、当尾ごぼう 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    1月12日(金)今朝の豊洲市場

    ヒラスズキ

    ヒラスズキ

    スズキによく似ていますが「ヒラスズキ」は体高が高く尾の付け根が太いことが特徴。冬~春にかけては脂がよく乗り、甘みとしっかりした歯ごたえを楽しむことができます。
    長崎県五島列島をはじめ、静岡県南伊豆、千葉県の南房総など各地から入荷があり、毎朝目利きしてお届けします。

    鮮度が良いため、ぜひ試していただきたいのが刺身です。脂の乗った身に醤油やわさびをつけてシンプルに味わうのがおすすめ。本来のうま味と甘みを感じられます。
    また、火を加えてもかたくなり難くふんわりとした食感になるため、焼き物や煮物などの加熱するのにも適しています。勿論ソテーも美味ですよ~。

    赤ガニ

    赤ガニ

    「赤ガニ」というようです。初めて見かけました。
    ザリガニ?ヤドカリ?っぽいです。紅ズワイガニではありません。
    昔はトロール船でまとまった水揚げもあったようですが、最近は減っています。

    過食部分が少ないようですが、塩茹で、焼き、蒸し、味噌汁などでいただきます。味は抜群なんだそうです。

    水が濁っているのは、あがりが一つ混じっていたから。。すぐに抜き出し水を交換します。

    当尾ごぼう

    当尾ごぼう

    京都府木津川市の伝統野菜「当尾ごぼう」をご存知でしょうか。
    生産量が少なく、高級料亭などで使われることが多いため、なかなか店頭では見かけません。

    見た感じ、通常のごぼうよりも少し太めでしょうか。す(空洞)も入っておらず美しいです。

    タガのひとり言「キャビアの食べ比べ」

    南米ウルグアイのリオネグロ川で育てられた、ロシアチョウザメとシベリアチョウザメのキャビアの食べ比べました。

    未知の世界、でも面白い。