近江と西洋の発酵食品を掛け合わせ!新ジャンル『鮒寿司×つやこフロマージュ』

豊洲市場ドットコム  

豊洲市場ドットコムの阿部です。

今回は一風変わった新商品
『鮒寿司×つやこフロマージュ』をご紹介します。

鮒寿司はご存知の通り、日本で最古の鮨、「熟れ鮨(鮓)」です。
熟れ鮨は独特の酸味が何とも言えずおいしいのですが、
その酸味は、酢を一切使わずに発酵させることによって生まれます。

その歴史ある日本の発酵食品に、
フランスを起源とするナチュラルチーズを合わせて発酵させたのが
この『鮒寿司×つやこフロマージュ(チーズ)』になります。

この商品に出会った当初は、鮒ずしの腹にプロセスチーズを詰めた
よくある(ありそうなイメージがある)
おつまみかと思いましたが全然違います。

琵琶湖の固有種「ニゴロフナ」のオスのお腹に
白カビの酸凝固タイプのチーズを入れ
白米の乳酸発酵で一年以上熟成。
熟成が終わったらお米を取り除き、乳酸菌を生かしたままスライスしました。

発酵により鮒寿司ならではの酸味とコク、チーズの旨味が相互に高まり
一体感のある味に仕上がっています。

6パックに分けてのお届け。
開封後は発酵が進み、酸味が強くなっていくので
早めのお召し上がりをお勧めします。
重めのワインや日本酒と一緒にどうぞ。

『鮒寿司×つやこフロマージュ』6P(1尾分) 190〜220g スライス済み ※冷蔵
⇒5,670円(税込)

▼伝統的な鮒寿司もあります
奥村商店『鮒寿司』6P(1尾分) 190〜219g スライス済み ※冷蔵
⇒6,480円(税込)

開発したのは奥村佃煮店の奥村さん。
きっかけは鮒寿司の可能性の拡大のほか
琵琶湖の水産業がもつ課題を解決したいという思いからです。

鮒寿司に使われる二ゴロブナは
卵を持つメスのほうが価値が高いとされる一方、
オスは未利用魚となり、時には破棄されることも少なくはありません。

このフードロスに警鐘をならしつつ、
伝統食「鮒寿司」の新しい食の可能性を切り開き
さらに雇用の増大にもつなげていこうというのが目的です。

奥村さんの取り組みに協賛いただき、一緒に盛り上げていければと思います。

『鮒寿司×つやこフロマージュ』6P(1尾分) 190〜220g スライス済み ※冷蔵
⇒5,670円(税込)

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