食のトータルプロデューサー・井上です。
福島のとある癖のある天才農家さんから「俺の一番好きな桃」だと言って送られてきました。
さて、これは何という名前でしょう?
正解は「ハネージュ(ネクもも)」。
福島県伊達市の生産者さんが選抜育成した反田ネクタリン×あかつきの交配実生より選抜育成したものらしいです。
「届いたよ~ありがとう」とメールを送ったら、「すぐに食べて!」と。
「わかった、冷やしたらすぐ食べる!」というと、「冷やさず、今、すぐに食べて!」としつこい。
おぉそんなに言うということは、鮮度が命なのか?
見た目はこんな感じ。
ネクタリンとあかつきの合いの子というのがよくわかります。
毛が生えてないのが特徴的。
早速、切って食べてみました。
おおーーー!めちゃくちゃ甘い。
体感値的には糖度20度くらいあるんじゃないかと思います。凄く甘い。
皮ごと食べましたが皮はまったく気にならずとても薄い。薄すぎて手では剥けません。
鮮度が良いとこの皮が気にならず、皮の近くの実の旨さも味わえます。
食感は福島県民が大好きな「サクサク」
昔は桃は「じゅくじゅく」でしょ~と思ってましたが、サクサクもうまい。
種の周りまで甘いので余すことなく食べられます。
いや、でも。
これ時間が経ったらそうなるのだろう?ずっとサクサクなのか?
でも時期的にも品種的にも柔らかくなりそうだなと思い。
しばらく経ったらどうなるのかレポートしてみようと思います。
■3日後のハネージュ
見た目の変化はないですが結構柔らかくなっています。
でもグジュグジュではなく、ぷよぷよした感じ。
これはジュクジュクにはならない品種かな?
切ってみるとこんな感じ
果肉の透明度が増しています。
食べるとかなり柔らかい。思った以上に柔らかい。
そして甘い!異常に甘い。なんだこれ。
子供と妻にほとんど取られた。
さらに日がたち、
■1週間後のハネージュ
見た目のしわしわ。でも触った感じもかなり柔らかい。
切ってみるとこんな感じ、結構ジュクジュク。皮は手で剥けました。
食感もだいぶ変化してとろ~りとした感じです。
福島の人ごめんなさい。僕やっぱりジュクジュクの方が好きです。
相変わらず甘い!
この甘さは凄いな、なんじゃこりゃ~という甘さ。
来年から販売します!お楽しみに!