【豊岡加奈子の野菜ノート】ヤングコーンと とうもろこしひげ

ヤングコーン、缶詰以外で食べたことありますか?
 
6月中旬くらいが旬 なので、もうあまりお見掛けしなくなってしまいましたが…。
 
そもそもヤングコーンって、何かご存知ですか?
 
ヤングコーン と とうもろこし、別物(別の品種)だと思っている人もいるようですが、同じ株から採れます。
 

 
このように、とうもろこしは1つの株にいくつか実をつけます。
 
その中から、1~2個だけを 大きく!美味しく!実らせる ために、それ以外を小さなうちに採ってしまします。
 
果物の摘果と同じですね。
 
大きくなる前に、若採りしたとうもろこしが ヤングコーン なのです。
 

 
ヤングコーンは、缶詰が主流だったようですが、最近は、八百屋さんやマルシェでも見かけます(^^♪
 
ヤングコーンは、薄皮もひげも繊維が細いので食べられます。
 
この ひげ がまた美味しいのです(*´▽`*)
 

 

 
ひげが焦げないようにアルミホイルで巻いて、魚焼きグリルやオーブントースターでこんがり焼いてあげるだけで、美味です!
 

 
このヤングコーンのひげが大好きな私…
 
ひげと実と分けてバター醤油でこんがり焼いて、パスタにしてみました。
 
上に乗せてあるのが、ひげです。2本分、てんこ盛り。笑
 

 
ほどいてパスタと絡めていただきました。
 
また来年、旬の時期になったら絶対やろう(`・ω・´)ノ
 
私の大好きな とうもろこしのひげ。(・灬・)
 
野菜の中でも、おひげがある子はとうもろこしだけ?(๑˙灬˙๑) 不思議な野菜。
 
私たちが、ひげと呼んでいるだけで、もちろん ひげではありません。Σ( º灬º )
 
この とうもろこしのひげ は、じつは 雌しべ なんです。
 
なので、実ひとつひとつと この雌しべ(ひげ)は繋がっています。
 

 
とうもろこしはどんな気持ちなんだろうね、雌しべなのにひげとか言われて…笑 (´;灬;`)
 
とうもろこしは不思議な生態で、雌しべと雄しべが別々 にあります。
 
雄しべはどこにあるかというと…
 
株の先っぽにあるすすきのようなものが 雄しべ です。
 

 
雄しべ が風などで揺らさせることによって花粉が降り注ぎ、雌しべに受粉して
 
とうもろこしの実が付くのです。
 
とうもろこしのひげは、漢方では 生薬 として使われていて、むくみ解消にも良いとかです。とうもろこしのひげ茶も流行りましたよね。
 
香りがとっても良いので、我が家ではとうもろこしのひげを、ご飯炊くときに入れてます。香ばしい香りが付きます♪
 

 
ヤングコーンだったら刻んで直接入れて、お米と一緒に食べれちゃいます。
 
とうもろこしでやるときは、茶色くなってしまったところだけを切って、お茶パックなどに入れてあげるといいですよ。
 

 
農薬を使っていないものでやってくださいね!
 
とうもろこしの芯も、いい出汁が出るのでべジブロスに使ったり。
 
野菜も命ですから、できるだけまるごと食べてくださいね~。
 
とうもろこしを料理する時、食べるとき ふと思い出して食卓の話題にしてください♪
 
野菜・果物の力をかりて今日も元気に♪
 
心を豊かにお過ごしください(*’▽’)ノ