2023年 JA京都やましろの白子たけのこ

スタッフ
スタッフ

JA京都やましろの「白子(しろこ)たけのこ」担当の前田です。

本日早朝、京都から白子がやってくる、と初荷の情報が入り市場へ。初荷は、今年の旬が始まる出会いの瞬間なので、逃すわけにはいきません。

セリ人たちの威勢の良い声が響くなか、「白子たけのこ」を発見。じいっと眺めていると、、、担当のセリ人、仲卸がやってきて、箱を開けてくれました!

前の日の朝掘った白子は、見るからに鮮度が抜群。
根元は、しっとり湿っていて、滑らかな舌触りを想像させます。

白地に淡い茶色と黄色を差したような外皮は、硬さがなく、ふんわりとしています。
おくるみに包まれたかのような白子は、、、、、可愛いんです。

普段は眼光鋭いセリ人、仲卸も、「やっぱ他の産地と違うんだよ」笑顔で自慢します。

もう見るだけでは我慢できず、早速、事務所に戻り、初荷の白子を茹でて試食することに。

荒皮を剥いて、穂先を斜めにカットします。切込みを入れると、瑞々しいので包丁がスッと吸い込まれるように動きました。たっぷりの水に白子を浸して、火にかけ待つこと約60分。

茹ですぎるとせっかくの風味を損なうので、ちょっと堅いかなくらいで引き上げ、一部はそのま冷ましつつ、
残りはそのままホクホクのうちに皮を剥いて食べます。

香ばしいにおい、柔らかな食感で、歯ざわりもよく、じんわりくる甘さにひかれ、猪になった気分で一気に完食しました。

昨年の初荷は10ケース程度でしたが、今年は50ケースと想定外の勢いです。
気温や天候の影響を受けやすい繊細な野菜なので、予想するのは難しいのですが、今年は早めにスタートして、サッと終了するのでは、、、と考えられます。

えぐみの少ない白子たけのこは、あく抜きも簡単に済みます。
旬の時期は短いので、迷っている方には、買い逃しのないよう、ぜひ試してほしいです。

↓商品はこちら 3/20~出荷スタートです。

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