
豊洲市場ドットコム仕入れ担当の平林です。
先日、豊洲市場の泉久で「佐賀の小肌」を購入してみました。

こちらの小肌はすでに丁寧な下処理がされていて、吸水紙のグリーンパーチに1枚ずつ包まれた状態。まるで寿司屋の仕込みのように行き届いた処理が施されており、家庭でもすぐに使えるのが嬉しいポイントです。

今回作ったのは「小肌酢」。作り方はとても簡単で、漬けるだけ。まず両面にしっかりと塩を振り、サイズにもよりますが15〜20分ほど置きます。


その後、水に酢を加えた酢水で塩を洗い流し、トレーに並べて米酢を身が浸るくらい注ぎ、20分ほど漬け込みます。身の色が白っぽく変わったら引き上げ時です。


キッチンペーパーに並べてラップをかけ、冷蔵庫で一晩寝かせると酢の角が取れ、まろやかで食べやすい仕上がりになります。
嚙み切りやすくするために皮目に隠し包丁を入れても良いですが、今回はそのままお刺身に。4歳の息子が気にせず夢中になってパクパク食べていたので、隠し包丁を入れなくても問題ないと思います。
寿司屋さながらの下処理が施された小肌があれば、家庭でも本格的な小肌酢が手軽に再現できます。