『いちごさん』、『さがほのか』以来、20年ぶりの新ブランド！

「眺めてうっとり、かじって甘い。」のキャッチコピーでデビューした、佐賀県産いちごの新ブランド『いちごさん』をお店で見かけたことはありますか？
いちごさんは『さがほのか』以来、20年ぶりに発表されたいちごの新品種です。2018年10月16日発表後、同年11月15日に「1115（いいいちご）」にちなんで佐賀市内で出荷・販売されました。
デビューからまだ間もないいちごさんですが、凛とした美しい色と形、華やかさのある優しい甘さが試食会でも好評でした。また、プロモーション活動を行いながら積極的にブランド名を売り出して、知名度アップを目指しています。
佐賀県では、主力のさがほのかをいちごさんに順次切り替えていく勢いで注目されている品種です。
今回はいちご好きならチェックしておきたい、いちごさんを徹底紹介します！

いちごさんの主な特徴とルーツは？

いちごさんは、佐賀県のオリジナル品種です。
国内の多品種との競合、生産者の高齢化によって縮小気味のいちご市場を盛り上げるべく、佐賀県、JAグループ佐賀、生産者が一丸となり7年もの開発期間を経て誕生しました。約1万5000もの試験株の中から選び抜かれた期待の新品種で、さがほのかより収穫量が多いのが特徴です。安定供給も見込めて、農家の所得アップにもつながる、まさに次世代のいちごです。
鮮やかな紅色が目を引く外見に、一粒一粒が整っている形の美しさ。小ぶりで食べやすい形状、甘さと酸味のバランスがとれた味わい、果汁の瑞々しさと、生産者も絶賛する一品なのです。
全国トップブランドの地位を目指して、今、最も注目されているいちごです。

いちごさんを実際に手に取ってみました

全体的に形が整っていて、まさに『いちご』そのものの見た目です。小ぶりのかわいいサイズは、手軽につまめて食べやすいですね。
濃いめの紅色ははっきりした発色で、写真写りも最高です。食べるのがもったいないほどですね。

いちごさんの内部に迫る！

今回入手しましたいちごさんは、果肉が硬めなので形崩れすることなく切ることができました。甘い香りがほのかに感じられ、果汁分が多く瑞々しい質感でした。
色鮮やかな見た目に負けず、中身もしっかりと赤く色づいています。食べる前に切ってみると、発色の良さがよくわかります。
まずは縦方向に切ってみました。鮮やかな色の加減がとても美しく、それぞれが違った感じに見えるのが個性的で面白いですね。
豊富な果汁分がツヤ感を出してくれています。

横向きで輪切りにしてみると、赤色の出方が濃く見えます。
果汁が滲み出てツヤが増し、いっそう美味しそうに見えますね。

いちごさんのプロモーションの一環として、首都圏在住の女性108人に人気の3品種と比較調査を行ったところ、『色、形、切り口』で最も高い評価を得たというのも納得です。
また、『ツヤ、香り』でも2位に選ばれ、実力派として世に出ること間違いなしのいちごです！

いちごさんを食べてみました！

今回入手したいちごさんは、甘さ加減が爽やかで、酸味も適度に加わったバランスのとれた味わいでした。1パック分を全て食べ比べてみましたが、まだ味が安定していない実もあり、酸味が強いものも混じっていました。デビューして間もないので、これからの改良に期待ですね！
見た目だけでは味の出方なんてわかりません。甘みが強く出ている実に当たれば、いちごさんをリピート買いしたい！と思えるはずです。
全体的に果汁が多く、ジューシーな質感を楽しむことができました。
そのまま食べても美味しいですが、安定しない味が気になるなら、ハチミツや練乳をかけても美味しく食べられます。
色鮮やかで可愛らしい見た目は、スイーツのトッピングとしても楽しめそうですね。

いちごさんはどこで買えるの？

いちごさんはデビューして間もないことから、流通量がまだ少なく、地方によっては入手が難しいところもあります。ブランドイメージを保つために、高めの値段で売られている所もあります。
いちごのシーズン真っ盛りの今、いちごさんを食べておきたい！と思うなら、ネット通販でのお取り寄せをおすすめします。価格は高めですが、話題のいちごさんが楽しめるのは今の時期だけです。話のネタに味わってみませんか？
プレゼントとしても喜ばれること間違いなしです！

いちごさんの活躍に期待です！

いちごさんの名を初めて聞いた方も多いかと思います。佐賀県が自信をもって送り出したいちごさんは、いちごのトップシェアを目指しています。いちごさんを多くの方に知ってもらうために、イベントへの出店などが企画されています。有名なお店とのコラボメニューも増えて欲しいですね。
いちごさんの今後の活躍に、強く期待していきましょう！