静岡のいちご、紅ほっぺときらぴ香


 
こういう写真を見せると、「えーーー本当にそうなんだ!」と驚かれる方も多いのですが、この「紅ほっぺ」は、ミツバチの力を借りて自然に近い方法で受粉させています。
 

 
「みつばちに刺されないのですか?」と聞くと、「刺されるよ」「だから気を付けて」と怖い事を言われます。みつばちの箱をひっくり返して、大変な目にあった人もいるそうです。
 

紅ほっぺ


 
ほっぺが落ちるほどの食味の良さが由来の紅ほっぺ。
甘酸のバランスが良くコクがあり、中まで赤くてうまみがぎっしり詰まっています。高級感のある独特の芳香も特徴。
 
果肉がしっかりしており日持ちがします。小売店ではそういう点も人気の理由ですね。
 

きらぴ香


 
きらきらとした宝石のような輝き。みずみずしくなめらかな口当たり、品の良い甘みとフルーティーな香りの新品種。
 

 
「きらぴ香」は、紅ほっぺの血を引くいくつかの品種の掛け合せにより生まれた新品種です。糖度が高く酸度も少なく、フルーティな香りが特徴的な個性派です。
 
新品種と簡単に言いますが、この「きらぴ香」は、足掛け17年、28万の組合せから選抜されたものです。凄いですね。
 
10年後の新品種になるために、すでにコンテストが開始されています。それが日本各地で行われているんです。人間の世界よりも競争が激しいかもしれませんね。
 
(㈱食文化:井上)

※本記事は東京シティ青果㈱から提供された情報を基にTSUKIJI BLOG編集部が執筆をしました

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