
水産担当の平林です。
家族が実家に帰っていて久しぶりのひとり時間。せっかくなので少し贅沢をしようと、三清の佐藤社長から「今の三陸の蝦夷鮑はお得ですよ」と聞き、180gの大ぶりを1個購入しました。

作ったのは鮑パスタです。
まず鮑に塩を振ってこすり、表面の汚れを落とします。そのまま殻ごと10分ほど蒸し、身を外して肝と分けます。口の部分を切り落とし、肝は包丁で細かく刻みます。

フライパンにオリーブオイル、にんにく、唐辛子を入れて弱火で香りを移します。色付いたにんにくは取り出してカリッと揚げ、細かく刻んでパセリのみじん切りと合わせておきます。



フライパンに刻んだ肝と白ワインを加えてアルコールを飛ばし、茹でたパスタを加えてよく絡め、カルピスバターと塩で味を調えます。皿に盛り付けたら薄くスライスした鮑の身と、サンプルで残っていた氷温熟成うにを添え、最後ににんにくとパセリを合わせたものをパラパラと振りかけて完成です。

鮑の肝の濃厚な旨みとほろ苦さがパスタによく絡み、蒸した鮑は驚くほど柔らかい。そこにうにの甘みが重なり、仕上げのカリカリにんにくとパセリが食感と香りのアクセントになります。
もう1品は産地でボイル済みのとり貝。

藤田水産の藤田社長が「とり貝は辛子味噌で食べるのが一番うまい」と話していたので、その教えのままいただきました。噛むほどに甘みが広がり、独特の食感も心地よい。辛子味噌の風味がとり貝の味を引き立て、シンプルながら実に満足感のある一皿でした。(開いてワタを取るのを忘れて食べていたが…全然臭みもなく美味しかった!)

ひとりの夕食でしたが、満足度の高い晩ごはんになりました。(後で家族に写真を見せたら、子供達から、え~ずるいと言われた…そりゃそっか…)
