鮮魚担当 川口です。
旬のコウイカの御案内です。
★『コウイカ(スミイカ)』3杯(200g前後/杯)
1kg超えるような大型のコウイカ(スミイカ)だと
大きすぎて処理がご自宅では大変ですし、
小ぶりのコウイカを狙えば扱いが楽です。
コウイカの旬は冬から春先ですが、江戸っ子はちょいと違います。
江戸前の鮨ネタといえば、春から初夏の産卵で生まれた子イカ。
柔らかさや、季節の先取りを好むのが江戸っ子らしい食べ方です。
さて、今頃とれる成イカ(大人のイカ)は
すぐ墨まみれになるので「すみいか」と呼びます。
西日本では子イカは食べず、秋以降に大きくなってから流通が始まります。
軽くボイルして程よくカットし、パクチーやパプリカ
青唐辛子と混ぜて、タイ風のサラダにしてもよいですし
墨を活かして、イカ墨パスタも良いでしょう。
鮨にするなら、
甲を取ってきれいに皮をむき、サク状に整えて1貫サイズにそぎ切りして、
食べやすいように、切込みを入れるか、
糸造りにして軍艦にのせていただいてもよいです。
お好みで、塩・スダチで酸と香りを引き立たせると、通っぽく楽しめます。 |