【産地突撃】千葉県富里市 スイカ天国~6月1日~

こんにちは!
食文化スタッフ 佐々木です。

・・・暑い!本当に暑い!!もう夏ですね。
今週にも関東地区は梅雨突入の模様。
そして、梅雨があければ、いよいよ夏本番です。

と、いうことで、一足先に夏を先取り♪

夏といえば「スイカ」
スイカの名産地 千葉県冨里市に行ってきました~!!

ちょっとわかりにくいのですが、ハウスいっぱいに大玉スイカがゴロゴロと。
花芽がついてから50日前後が収穫のタイミングです。
というのも、スイカの収穫の目安として『積算温度1000度』なるものがあります。

スイカが育った環境の温度が合計1000度くらいが収穫のタイミング。
平均気温が20度の日が50日続いたら、ちょうど積算温度1000度となります。
気温が低ければ収穫が遅れ、高ければ収穫の時期が早まる。
ですので、“50日前後”での収穫となるのです。

ちなみに今期はスイカにとって、最高の気候です!
気温良好で大玉傾向!おかげで出荷時期も前倒しになる見込みだそう。

↑ ちょっとわかりづらいのですが、つるのあたりが紫色に!
花芽の時期にクレヨンで色付けして、収穫のタイミングを計算するそうです。

「可愛い~~~♡」
かわいいなんて、2年ぶりに芽生えた感情でした。
甘太郎スイカ、生後5日の成長の記録。

ただし、ここ丸新出荷組合では「1株1果」を厳守しており、
1株に2~4果ついたとしても1果選別して、他は摘果。
選ばれた1果に栄養をたんまり蓄えるのです。

こちらは今期初の試み!
希少品種「ブラックジャック」の生後5日目の写真。

萌えました。

今シーズン初めの「甘太郎スイカ」果肉は真っ赤、
カットした瞬間に果汁が滴るほど詰まっていました!
もちろん甘み十分♪ とっても甘いスイカで、シャリ感抜群!!

『甘太郎スイカ』大玉3Lサイズ 約8kg(築地市場ドットコム)
今年は6月中旬から出荷スタート致します。

「今年のスイカにはより一層の期待をしてください!」
と丸新出荷組合の組合長:村田さん(左)と西瓜部長:内山さん

今年の「甘太郎スイカ」には一層の期待をしていて問題なしの模様です!

以上、産地レポートでした。

(青果担当 佐々木)