タガの豊洲市場日記:マカジキ、ヒゲダラ 他

食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。

目次

    3月30日(土)今朝の豊洲市場

    マカジキ

    マカジキ

    和歌山県那智勝浦から、59kgの「マカジキ」が入荷したのは今週のはじめ。こちらカットしたのは熟成させたものです。素晴らしくおいしそう。

    「マカジキ」は関東圏だと一般的に入手することは難しく、鮨屋などでしか味わえない魚でしょうか。
    刺身や漬けで召し上がるのがおすすめです。奥深い味わいと旨味、何よりも身の甘さを存分に楽しめるんです。

    ヒゲダラ

    ヒゲダラ

    長細い体にちょっぴり間抜けな顔をした「ヒゲダラ」が入荷しています。
    名前に“タラ”と入っていますが、タラの仲間では無いそう。
    ちなみに、「ヨロイイタチウオ」とも言います。漢字で書くと「鎧鼬魚」、絶対読めない。

    豊洲市場でもなかなか見かけない魚です。

    水分が多い魚のため、そのまま刺身にするよりも、塩や昆布で〆ると旨みが強くなるんだそうです。
    そのほか鍋や干物、西京漬け、ムニエルなど様々な料理に合う魚なのですって!

    タガのひとり言「まぐろを食べ比べ」

    部位は中トロです。

    先日、とある企業様とお打ち合わせをしつつ、まぐろの食べ比べ会をしました。
    順不同ですが、天然本まぐろ、インドまぐろ(南まぐろ)、キハダまぐろ、養殖本まぐろなど

    改めて、それぞれの特徴を感じ取りながら、話が進みます。良い企画をお届けできるように。