2017年7月12日(水)、早朝の卸売場にて岩手県一関市・平泉町・JAいわて平泉のトップセールスが開催されました。
質、量兼ね備えた東北でも有数の夏場の産地、JAいわて平泉。主要な果菜類がそろっています。
トマト
ミニトマト
きゅうり
なす
ピーマン
トマト、ミニトマト、味噌きゅうり、なすの漬物、ピーマンの煮びたしを一皿に盛り付けていきます。赤・緑・紫と、夏野菜は色味もきれいです。
試食品を手渡す、いわて純情むすめの藤澤さん、佐藤さんの笑顔につられて来場されたお客様も笑顔に。
盛り付けに時間がかかりお待たせしてしまう場面もありましたが、手の込んだ試食品にご満足いただけたようです。
JAいわて平泉組合長 佐藤鉱一様
「岩手 県南の玄関口であり中東北の拠点都市である一関市と、世界遺産の地 平泉町をエリアといたしますJAいわて平泉の組合長の佐藤でございます。
築地市場の皆様方には、日ごろ管内の野菜の格別なるご愛顧をいただきまして、あつく御礼申し上げます。本年もよろしくお願いしたいと思います。
本格的な夏秋野菜の販売時期を迎えました。6月は天候不順で、遅れが若干ありましたが、梅雨入りと同時に逆に天気が安定して最近は好天が続いています。いい状況で天候も進み、野菜はいい品質で仕上がっております。管内にはすばらしい自然があります。きれいな水、燦燦と降り注ぐ太陽、その中で、生産者が真心をこめて野菜を生産しております。
管内には平泉町中尊寺金色堂があります。それにちなんで、農協も「黄金の郷作り」を掲げて、行政との連携を密にしながら、地域農業の振興に向けて取り組んでいるところです。ここに並んでおりますトマト、きゅうり、なす、ミニトマト、ピーマンは、夏秋野菜の当管内の中心的な野菜5品目です。昨年は野菜の販売は約15億円でしたが、そのうち5品目で13億5千万を占めています。まだまだ、金額、量も増やしたいと思います。皆様に愛されるような立派な野菜を生産しながら、安定を供給していきたいと思いますので、ますますのご愛顧をよろしくお願いいたしたいと思います。
来年は豊洲の方になると思いますけれども、どこに行っても、ここの市場はどこにとっても主要な市場であると思います。皆様の期待にこたえられるように、一生懸命生産していきたいと思いますので、重ねてよろしくお願いいたします。」
一関市副市長 長田仁様
「おはようございます。岩手県一関市副市長の長田でございます。今日は市長から派手な法被を借りてきました。
岩手県一関市は、岩手県の一番南にありまして、大変広い面積をもっています。東京23区全部合わせた面積の倍くらいありまして、その中で様々な農業をやっているところでございます。耕地面積でいいますと全国16位、上位ほとんど北海道ですので、それを除くと7位と、非常に広い面積で作付けやっております。生産額で見ましても、東北で3位ということで、本当に東北を代表する産地でございます。それぞれ、農家の生産者の皆さまが、心を込めて作った野菜です。
ピーマン、なす、きゅうり、トマト、ミニトマト、様々な品目を作付けしております。ぜひ皆さん、手に取っていただいて、試食もしていただいて、品質を確認していただいて、引き続き、JAいわて平泉の野菜を、どうぞよろしくお願いいたします。」
平泉町長 青木幸保様
「皆様おはようございます。本日も早朝より大変忙しい中、このように大勢の方々にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。平泉町長の青木と申します。
皆様方には、毎年毎年こうしてこういう機会を与えていただきますこと、改めまして感謝を申し上げたいと思います。
今日はJAの関係の皆さん、そして生産者の方々もおいでいただき、生産者の顔も見える、岩手の純情野菜であります。
おいしい恵みを、今年もこのように皆様がたにお届けできること、心から感謝を申し上げたいと思います。
黄金文化の平泉でございます。この平泉、900年前に栄えました。今も栄えておりますけれども、この黄金色の光をたっぷり浴びた野菜であります。おいしさ抜群、鮮度も抜群でございます。どうも本年もよろしくお願いいたします。皆様、ありがとうございました。」
胡瓜部会、トマト部会、ミニトマト部会、なす部会、ピーマン部会の各部会長のみなさんには、それぞれの幟を振ってせり台でPRしていただきましました。
ご来場下さった一関市、平泉町、JAいわて平泉、JA全農いわての皆様、早朝からおいしい野菜をありがとうございました。
(㈱食文化 井上)
※本記事は東京シティ青果㈱から提供された情報を基に
TSUKIJI BLOG編集部が執筆をしました