食文化スタッフの田賀です!毎朝豊洲市場を巡り、日々の発見を書き留めていきます。
4月24日(月)今朝の豊洲市場
釣きんき
赤い体に大きな目が特徴的なきんきはオホーツク海沿岸に生息していて、網走近郊では「めんめ」とも呼びます。
そして網走では唯一、延縄漁で釣り上げます。そして活締めした後、鮮度保持。この作業を全て船上で迅速に行うようです。釣り上げたきんきは「釣きんき(釣りきんき)」として網走漁業協同組合が登録商標、ブランド化されいます。刺身や煮付けで美味なんです~、炙るのも最高…。
冬場よりも、価格、品質ともに良いそうです。
カメノテ
とってもきれいな「カメノテ」が入荷していました!亀の手ではありませんよ、蟹や海老など同じ甲殻類の生き物です。
塩茹でがシンプルにおいしいです。ですが、身だけでなく出汁もまた絶品なので、汁物にも最適!「カメノテ」にはうまみ成分である「コハク酸」が豊富に含まれているので、それには納得です。
生桜えび
明日、久しぶりの入荷情報が!豊漁ではありますが、安定しないですね~…。皆さま、タイミングを逃さぬよう!
葉しょうぶ
端午の節句に欠かせない「葉しょうぶ」が入荷しています。端午の節句は奈良時代から続く伝統的行事で、当時は邪気や魔物を祓う薬草とされていた菖蒲を湯に入れて菖蒲湯として入浴されていたのが始まりと言われています。今でも「菖蒲湯」は日本の文化として残っていますよね。
「葉しょうぶ」は、端午の節句のために1年をかけて育てられ、収穫はわずか1週間の間。さらに全て手作業で行われるそうです。
今年のこどもの日は菖蒲湯に入ってみてはいかがでしょうか~!
タガのひとり言「茂助だんご 柏餅」
前回はこし餡のだんご、今回はこどもの日関連で「柏餅」のご紹介。
茂助の柏餅は、餡はもちろん、餅の原料となる上新粉も自家製なのだそうです!冷凍でもここまでモチモチとは、驚いた…。