豊洲市場ドットコムのウラガワ。 
商品部の田中です。最近は普段食べないような魚を積極的に買って捌きながら、どんな食べ方が美味しいのか探っていこうと思っています。
メジナは、スズキ目・イスズミ科。
主な産地は石川県、島根県など日本海で定置網や釣りで漁獲されることが多く、活魚であっても購入しやすいお値段。産卵前の春ごろに最も脂乗りが良くなる。
鱗処理から始めます。鯛よりも強固な鱗で覆われており、うろこ取りで皮面をバリバリと当て始めると、遠くまで鱗が飛んでいくほどに厚い。
熱を通してもあまり硬く締まることはないというので、今回も焼きにして食べる事に。
まずは定番の3枚下ろしに。
細かい骨なども少ないため、刺身でも食べやすい印象。半分、刺身で食べればよかったなと後悔。
味はたん白でクセがほとんどなく、刺身にして、柑橘をしぼって塩で食べるか、オイルを垂らしてライムを絞りカルパッチョでも良かったかもしれません。（反省）
脂たっぷり！でもなく、たん白すぎてちょっとパサパサ！でもない、中間な感じの身質。
皮を炙って冷水に落とした、焼霜造りも美味なのだそう。あぁ。絶対刺身だった。失敗したからまた買ってリベンジしよう。
1年1095食の楽しみを。
