豊洲市場ドットコムのウラガワ。 
商品部の田中です。お味噌汁が大好きです。地域性のあるものは尚興味があります。
味噌汁事情って気になりませんか。なんだか、よそのお宅にお邪魔しているみたいな感覚です。
東北地方（山形あたりが主流）ではさばの水煮缶をお味噌汁に入れて、出汁も兼ねるということを、ずいぶん前のケンミンショーで見たことがあります。今までそんなお味噌汁を食べたことがなかったので、その当時すぐに再現。
笹竹を入れるのが地元流とのことで、当時は親が送ってくれていた笹竹の水煮も一緒に入れていましたが、そのうち、筍の水煮でも美味しいことが判明。そして、とっても好きな味ということで、我が家では頻度高く味噌汁のネタとして登場するようになりました。
適当な水を鍋に張り（通常のさば缶1つで約4人分くらいの分量を作っています）、さばの水煮缶は汁ごと全部投入！適度にほぐしながら火にかけ、温まってきたころに筍を投入。沸騰してきたら火を止め、味噌をといたら完成です。ねぎはお好みで。（ないバージョンとありバージョンで味の表情が全く違うのでどちらも試してみる価値あり）サバの水煮缶の塩味と旨味でお味噌はいつもほど使わなくても充分美味。
さばの水煮缶から出汁をとるという感覚が新しく、好きになってしまった地域の食文化のひとつです。
1年1095食の楽しみを。
