豊洲市場ドットコム 1年目の鈴木です
つい2週間前、
福島県会津地方で作られている
「みしらず柿」の産地へ行ってまいりました。
500年の歴史を持つといわれ、
献上柿としても名高い北御山生産組合の柿は
まだ堅めでしたが「違うな」と思える
特別なおいしさをもっていました。
ぜひこちらの紹介ページをご覧ください。
おいしさの表現が難しいですが…
氷みつがかかったかのような透明感のある甘さです。
柿の香りが広がり、
どこか懐かしく心が癒される思いでした。
他の柿とは違う、
このやさしいおいしさの秘密は、
その製法にあるのかもしれません。
他産地では大規模な施設で炭酸ガスを用い
短時間で渋抜きを行う、
大量生産の方法が広くとられていますが、
北御山生産組合では、
昔ながらの焼酎を用いた手法で、
2週間という長い時間をかけて、
じっくりと渋抜きをします。
時間もかかれば手間もかかりますし、
気温や湿度などによって、
渋の抜け具合が変化してしまうため、
生産者さんはその間柿から目が離せません。
それだけ大切においしく仕上げられているということなのです。
なかなか世に出ない逸品です。
⇒【ぜひ召し上がってみてください】 |