魚河岸探検記

食文化スタッフの荒井です。
築地市場内の魚河岸に週に2度は通っています。

世界のフィッシュマーケットである築地市場の魚河岸には、
日本中から新鮮な魚介類が集まります。

市場内の水産物部の建物は、扇形になっており、
600店舗ほど仲卸が軒を連ね、多種多様な魚介類を扱っています。

その中でも私が必ず挨拶に行くのが藤田水産。

今回は藤田水産に伺ってきた様子をご紹介します!

迷路のような場内を歩く事5分。
目的の場所へ着くと、所狭しと様々な鮮魚が並んでいます。

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まず目に入ったのが海のフォアグラとも言われる肝を持つ魚

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カワハギです!

冬には肝がたっぷりと入っていて、刺身を肝醤油で食べると、絶品です!

ちなみに、鮮魚は基本的に1kgで○○円という形で販売されています。
最小購入単位は1匹からで、
半身や3枚おろしなどは、対応してくれるところは少ないです。

次はなんと・・・

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シロアマダイです!(場内ではシラカワと呼ばれます)

名前に馴染みが無い方もいらっしゃるかもしれませんが、
場内では言わずと知れた超希少且つ超高級魚

一般の店頭ではまず並ばないと思います。

そしてびっくりしたのが、これです

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ミンククジラの肉!

実は特別に一切れだけ刺身で食べさせてもらいましたが、
驚くほど臭みは無く、サッパリとした味わいでした。

鯨=臭いがあるという先入観を見事に吹き飛ばしてくれました!

これは熟成3日目とのことで、1週間程熟成させると、脂が肉に浸透し、
味も食感も別物になるとのことです。

その他様々な鮮魚が日々変わっていきます。

何度も通っていますが、毎回新しい発見があり、
飽きる事がありません。

そして通いながら、良さそうな魚と、調理法を相談して購入し、
自分で捌いて食べると、さらに感動!

築地市場内は、独特な雰囲気と、ターレが行きかっているので、
一般の方が買い物するのに少しハードルが高いかもしれませんが、

最近オープンした場外の築地魚河岸でも様々な鮮魚が売っているので、
一度足を運んでみても損は無いと思います。

※ 写真はお店の許可を得て撮影しています。
築地市場水産仲卸での一般の方の写真撮影は禁止されています。

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