
豊洲市場ドットコム仕入れ担当の平林です。
今日は普段捨てちゃう部位「すいかの皮」の美味しい食べ方を紹介します。
皮の白い部分は甘さは低いですが、シトルリンやカリウム等、栄養が豊富に含まれています。

皮から身を切り出します。この時、皮に少し身を残して切るのがポイント。
身は甘い部分だけになり食べやすい形に切ると子供も食べやすくおススメです。
皮についた身は、この後作る料理に自然の甘みを加えてくれます。

外皮は包丁で削いでおきます。外皮は固いので注意して作業してください。

外皮を取った皮は、このように一口大にカットしておきます。
ここに塩と昆布を加えてお漬物にしても美味しいです。
が、今回は子供も食べやすい様に、冬瓜の様に煮物にしていきます。

好みの出汁(今回はあごだし、昆布)に酒、一口大に切った鶏もも肉を加えて煮ていきます。
そこに、すいかの皮を加えて薄めに塩を加えます。
すいかの皮が柔らかくなったら、塩と醤油で味を調えて、一度冷まして味を染み込ませて完成。
すいかの皮に付いた身から自然の程よい甘みが出汁に溶け込みます。
すいかの皮はトロトロで、出汁の旨味を吸い冬瓜の様。
子供達もおかわりが止まらなくなる一品です。
普段は捨てちゃうところですが、美味しく食べれるので是非試してみてください!