青森の郷土料理 若生こんぶのおにぎり

食文化田中です
食文化田中です

こんにちは。未来価値創造室の田中です。青森出張の際に、いつも通り食材も買い込んできた私。若生こんぶは最近あまり沢山お店に並んでいるのを見なくなりましたが、ちょうど沢山買えたので、会社の皆さんに若生こんぶおにぎりを作ってみることにしました。

いつものことながら、青森に向かうスーツケースの中は片方ほぼ空か母へのプレゼント。帰りは青森の食材をぎゅうぎゅうに詰め込んで帰ってきます。

ちょっと前までは若生こんぶはどこでも買えていたのですが、最近は原料不足からか、あまり見かけなくもなってきました。つがる市の農産直売所で沢山入手することが出来たので、会社のみんなにもおすそ分けで「若生こんぶおにぎり」を作ることにしました。

若生こんぶのおにぎりは、青森の津軽地方の郷土料理で、温かいご飯を握り若生こんぶで巻いたものです。たったそれだけですが、小さなころから食べていると、もはやご馳走のひとつです。

以前投稿した内容はこちら▼

今回は、不揃いの規格外品のため、袋にわしゃわしゃっと入っていましたが、いつもは海苔のようにしっかりと延ばされた状態で販売されているものが多いです。この塩吹いた若生こんぶをアツアツのご飯に巻くと、ちょうど味がなじんで美味しく食べられます。

お米は、(株)食文化のごはんソムリエ八尾さんからおすすめされた、「亀の尾」です。

ごはんソムリエ八尾です
ごはんソムリエ八尾です

静岡県で30年間、無農薬・無肥料で育てたお米で、明治時代に成立した品種です。品種改良などをされていない自然発生種で、高アミロースの粘りの少ないお米で旨味が強くコクのあるお米です。硬めのお米で粒がしっかりしているため、搗精しやすく、近年は大吟醸などの酒米としてよく使われます。

試食も兼ねてこの日オフィスにいたみんなと食べるにはもってこいです。早速土鍋で炊き始めます。

当社のオフィスのキッチンには、WACOMSという凄いお水があります。そのお水を使って焚き上げた、「亀の尾」がこちら。つやつや~。しかも香りがまた独特で芳醇。お酒にも使われるという理由が分かります。

粒立ちしっかりで大粒。お結びにはどうかなと思いましたが、いえいえ、具材を色々入れるわけではない若生こんぶおにぎりにはぴったりでしたよ。アツアツのお米を握ったら、塩吹いた若生こんぶを適度に切り、お結びを包みます。

お米からの熱が昆布の塩味と旨味をお米にまとわせていきます。すぐ食べてももちろん美味しいですが、少しなじませるくらいがちょうどいいです。

その間に、青森から買ってきた山うどを天ぷら用に持ってきたので、揚げます。(おまけにみんな大好き、かぼちゃの天ぷらも)

お味噌汁は、昆布とかつおぶしで出汁を取った、ニラたまお味噌汁です。副菜にはなすのお浸しに擦りたての生姜を乗せて。

お肉チームからの試食も1品加わり、ランチが出来ましたので、皆でペロッと食べました。山うどがはじめての20代女子。熊本県和水町から食文化へ出向で来ている朝比さんです、

和水町の
朝比です
和水町の 朝比です

私うどって初めてです!熊本にあるんかな~。

と言った瞬間、ない訳ないじゃーん!知らないだけ!と皆から批難されてました。笑 熊本に帰ったら、道の駅とかで探してみてね。美味しい食べ方も伝授したけんね。

みんな、それぞれ美味しい~~~!と、食べてくれました。若生こんぶおにぎりは、少し地方の郷土色が強いのでどうかな~と思っていましたが、案外皆さまにちゃんと受け入れてもらえました。

亀の尾の芳醇な香りが、また若生こんぶとの相性も良かったように思います。オフィスにいるメンバーには、おやつ用にラップに包んだ若生こんぶおにぎりを配りました。アツアツも美味しいのですが、ラップの中でなじんだ若生こんぶおにぎりがまた、旨味増し増しで美味しいんだな!

青森の食文化を少しでもほかの地域の皆さんに「おいしい」で伝えられたらと思っている今日この頃です。

1年1095食の楽しみを。