
今個人的に大注目している野菜が「ビーツ」です。大注目というかはまっているという表現の方が合っているのですが、もっぱらその食べ方はフレッシュのビーツサラダです。
ビーツってあまり親しみがない野菜のように感じられます。
小学校の時に修学旅行で訪れた北海道のルスツ高原でバスガイドさんが「ビーツ畑が一面に広がっていますよ~」と言われてもはて?という記憶がなぜか鮮明に残っている、ビーツです。
ハマるきっかけとなったのは、2024年は行政案件の出張が多く、特に熊本県の出張の時によく宿泊していたホテルの朝食のサラダに、フレッシュのビーツが混ざっていて、なんのへんてつもないサラダなのにビーツが入るだけで個人的にはとても好みの味わいでドはまり。ご飯そっちのけでサラダは毎回おかわりするほどでした。
出張から戻ってくるなり、フレッシュのビーツを探しました。そのころは秋口だったため、国内のビーツはまだ住んでいる地域には出回っていない様子で、外国産の水煮になっているものは見つけたのですが、それはおそらくロシアのボルシチなどのスープに入れるもの。んーー美味しいフレッシュが食べたい!とおもっていたところ、
養命酒のくらすわの森を訪れた時にフレッシュのビーツを見つけたのです!!これこれ!テンションが上がった私は2袋も購入してしました。

ビートの方が正式名称かもしれません。ヒユ科。ケルト語のbette(赤の意)からの由来のようです。ビートには葉菜と砂糖の原料に使われるテンサイと飼料作物、そして根菜が栽培品種にあるそうで、根菜はいわゆるビーツ(テーブルビート、ガーデンビート)と呼ばれるのだそうです。
(修学旅行の時のバスガイドさんはお砂糖になるための野菜と言っていた記憶が。このことだ!)

勝手にマカとかカブとかのイメージでアブラナ科かと思っていましたが違いました。
ユダヤ人は伝統的に新年にはビートを食べるそうです。

断面はこのように真っ赤!包丁やまな板も真っ赤に染まるほどです。
ビタミンやミネラルが豊富なうえに、抗酸化作用もあり、フレッシュのビーツには葉酸も豊富に含まれています。はるか中世の時代から民間医療で用いられてきたような栄養がたくさん含まれる野菜で、多様な状況の中でも特に消化や血液に関するものの処理に使われていたようです。
調べれば調べるほど奥が深い…

もっぱら皮をむき、使う分だけスライスし、そのままサラダに乗せるだけです。
今度は加熱した料理も研究してみようと思います。

ビーツの風味は土っぽい少しクセのある味があります。(大人になってからこういうのが好きになったなぁ。豆苗を生で食べるときの青臭さが好きだったり)
味は少し甘味を感じるシャキシャキ食感です。最近はサラダに常にフレッシュのビーツを入れて葉酸補給をしています。
冬の時期は八百屋で探せばフレッシュのビーツが手に入りやすいです。土地柄で外国人の方も多いためか、本社がある麻布近辺の八百屋やスーパーは必ずといっていいほどフレッシュのビーツが手に入ります。
ビーツの風味がすこしクセになるんですよね。
1年1095食の楽しみを。