1/5は豊洲市場の初荷・初セリでした。
私(鈴木)は1年目なので
初セリは初めての体験です。
5時起きで市場へ。
陽の光が届かず、シンと冷える中にも
不思議と明るさを感じる新年の朝です。
初セリと言えば、
水産部のマグロが毎年メディアで注目されていますが、
青果部の初セリも見ごたえあります。
なんといっても
この宝船
もりもりと、でも品よく
船にたくさん野菜・果物・お酒がのせられた縁起物です。
以前は船大工さんが作っていましたが、
今は横浜の限られた農家さんが伝統を守るため
作っています。
そして宝船は
五穀豊穣を祈るものです。
2020年は
天候にめぐまれず、
全国的に桃や梨といった品目は不作の年でした・・・。
2021年は生産者さんや私たち消費者にとっても
豊かな年になりますように
そんな思いで
先輩社員八尾が見事セリ落としました。
セリは(松茸なんかは特に)
鬼気迫るもので
特に他業者には自分の手ヤリ
(購入したい品物の値段や数量を指で示す手のサイン)を見せず、
他業者との駆け引きで一瞬も気が抜けないのですが、
宝船のセリでは
大きく掲げる手、セリ落とすとみんなで少しほっこり。
豊洲市場、一丸となって
今年も頑張っていこう、盛り上げていこうという雰囲気でした。
事務所にもどり
午前中いっぱい飾ったら
もう、さっそく解体!
私はよこはま大根を!いただきました!
これ、取締役が全野菜分、延々くじ引きしてくださり・・・
こんな職場なかなかないとおもいます(笑)
そんな食文化、今年もみなさんの 食卓に笑顔を届けられるように
邁進いたします!
どうぞよろしくお願いします。
(豊洲市場ドットコム 青果担当 鈴木)