当店のプロが教える!いちごの保存方法とアレンジレシピ

中村
中村

こんにちは。豊洲市場ドットコムの店長 中村です。

豊洲市場ドットコムでは、年間20種以上のいちごを取り扱っています。最後までお客様に美味しく召し上がっていただくため、日々、果物と向き合うプロが、いちごのとっておきの保存方法やアレンジレシピをお伝えします。また、お客様にお届けするまでに、私たちが検品時にどんなところをチェックしているのか裏側もご紹介します。

若松
若松

出荷担当の若松です。

いちごは、フルーツの中でもトップレベルに繊細です。毎日何百パックも出荷するため、検品には丁寧さだけでなくスピードも求められます。私たちが、どこを見て検品を行っているのか、また、保存方法についてご紹介します。

ポイント1:カビ、打ち身、変色の有無を確認

目視で、1パックずつ確認を行います。種のカビは、一見気づかないかもしれないですが、そこはプロの腕の見せどころ。

※当店では、常に細心の注意を払って検品しておりますが、出荷後、輸送中に傷みやカビが発生する場合もございますので、あらかじめご了承下さい。

ポイント2:香りや食味チェック

目視の他に、フィルムの上から、香りの確認もします。香りの立ち方は、熟度や鮮度の判断材料になります。ランダムで食味チェックも毎日してます。

保存方法と美味しい食べ方のQ&A

Q、どうやって保存すれば良いですか?

A、なるべく早めにお召し上がりください。パックの中でいちごが重なっている場合は、平らなお皿や容器にキッチンペーパーを敷き、ヘタが下になるように並べて野菜室で保存してください。また、いちごは水気に弱いため、洗うのは食べる直前にしましょう。温度変化による結露も同様です。冷蔵で届いたら、すぐに野菜室にしまってください。

Q、いちごを美味しく食べるには?

A、冷蔵庫から出したての苺は、冷たさで舌の感覚が鈍り、甘みを感じにくくなっています。30分ほど常温に置くことで香りが立ち、甘みを引き出せます。また、いちごは、先端(尖った方)に糖分が集中しています。ヘタ側から食べ始めることで、最後にもっとも甘い部分が口に残り、後味の満足度が格段に上がります。

Q、苺が酸っぱい場合はどうすればよいですか?

A、常温に戻すと甘みを感じやすくなります。それでも酸っぱい場合は、練乳をかけるか、細かく刻んでアイスのトッピングにするのがおすすめです。

余っても大丈夫!スイーツ担当が教える「いちごジャム」の作り方

林

スイーツ担当の林です。

いちごの最盛期に、ついつい沢山買ってしまい消費しきれない・・・そんな時は、いちごジャムがおすすめです。市販のジャムとは1段階、2段階も違う、美味しいジャムが手軽に作れます。

★用意するもの

分量は今回使った量です。保存性を高める場合は、グラニュー糖の割合を増やしてください。

・いちご 600g

・グラニュー糖 300g

・レモン 30ml(2/3玉分程度)

・煮沸消毒した瓶(大サイズなら1瓶・小サイズなら2瓶)

1、いちごを洗い、ヘタを落とす

まずは、ザルにいちごを入れてさっと洗ったら、キッチンペーパーでよく水気を拭きます。ヘタをとる際に、傷んでいるところも包丁で削ってください。

2、いちご、グラニュー糖、レモン汁を混ぜる

いちごをボウルに移し、グラニュー糖とレモン汁を加えます。いちご全体にグラニュー糖が付くように、木ベラなどで混ぜてください。ラップをして、最低でも2時間以上は冷蔵庫においてください。浸透圧でいちごの水分が出てきます。これがジャムのベースになります。

3、鍋で煮詰めていく

ボウルの果実と汁を全て鍋に移します。火は中火~強火。沸騰してきたら、焦げないように混ぜながら熱してください。初めは、気泡が大きいですが、段々と小さくなっていきます。目安として、10~15分です。水分を飛ばしすぎると飴のように固まってしまいます。目安を知りたい時は、冷やした小皿に少しジャムを垂らしてみると良いです。傾けてさらーっと流れてしまうときは、もう少し煮詰めましょう。垂れてこなければ完了の合図です。

💡さらに美味しくなるワンポイント

灰汁をひたすら取ること!少し手間ですが、表面の灰汁を除くことで、雑味がなくなり、いちごのピュアな味わいを堪能できます。

4、熱々のまま瓶に詰める

ジャムの熱で瓶を密封するために、できあがったら熱いうちに瓶に詰めます。瓶の口から1cm弱残して詰めてください。そのまま蓋をして、ひっくり返して粗熱が取れるのを待ちます。冷めたら、冷蔵庫で保管してください。少しだけ残しておき、熱々を食べるのも手作りの醍醐味です。

いちごのシーズンは、11月から始まり、最後は5月上旬まであります。およそ半年楽しめるのです。時期によって、品種も変わってくるので、ぜひいろんないちごを楽しんでください。